2024年にメジャー移籍して初めての試合で、今永昇太選手は鮮烈なデビューを飾りました。6回二死までノーヒットの快投で、6イニング2安打無失点9奪三振という驚異的な数字を残し、勝ち投手の権利を得て降板しました。
試合は見事にカブスが5-0でロッキーズに勝利し、チームは本拠地開幕を勝利で飾りました。また、今永昇太選手もメジャー初勝利を挙げました!
この記事では、今永昇太選手の日本でのデビューから現在までの年俸推移を取り上げています。さらに、彼の年俸が安いと言われているため、山本由伸選手の年俸と成績を基に比較しています。
今永昇太・プロフィール
名前 | 今永昇太 |
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生年月日 | 1993年9月1日(30歳)【2024年4月7日現在】 |
出身地 | 福岡県北九州市八幡西区 |
身長 | 約177.8 cm |
体重 | 約79.4 kg |
投球・打席 | 左投左打 |
プロ入り | 2015年 ドラフト1位(横浜DeNAベイスターズ) |
卒業校 | 福岡県立北筑高等学校、駒澤大学 |
あだ名 | 投げる哲学者 |
今永昇太・学生時代の野球経歴
永犬丸西小学校時代にはソフトボールを始めます。そして中学校に進学すると軟式野球を始めました。中学時代は身長が低く、成績もあまり残せませんでしたので、実家の近くにある福岡県立北筑高等学校に進学しまています。
高校に進学すると、硬式野球部に入部します。強豪校ではありませんでしたので、甲子園出場は一度もありませんでした。しかし、3年生の春の県大会の1回戦で14三振を奪うという素晴らしい投球がNPBの目に留まり、スカウトから注目を浴びています。 高校卒業前には中日ドラゴンズから下位指名の打診を受けましたが、駒澤大学への進学を選びました。
駒澤大学に入学した今永昇太選手は、1年生の春から東都大学リーグの公式戦に登板しました。そして、2年生になるとエースと呼ばれるまで成長します。 3年生の時には春季リーグで3試合連続完封勝利を達成しました。そのままの勢いで秋季リーグ戦ではMVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を達成しました。
大学でのリーグ通算成績は46試合に登板し、18勝16敗、防御率2.03、281奪三振という輝かしい成績を残しています。
今永昇太・年俸推移
2016年(23歳) | 1500万円 |
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2017年(24歳) | 4000万円(+2500万円) |
2018年(25歳) | 8400万円(+4400万円) |
2019年(26歳) | 6700万円(-1700万円) |
2020年(27歳) | 13600万円(+6900万円) |
2021年(28歳) | 10000万円(-3600万円) |
2022年(29歳) | 10000万円(現状維持) |
2023年(30歳) | 14000万円(+4000万円) |
今永昇太と山本由伸の成績・年俸比較
今永昇太選手と山本由伸選手の成績と年俸の推移を見て分かったのは、2人とも防御率が安定して低いということです。ピッチャーにとって防御率は勝ち星よりも重要な数字です。打線が弱い横浜DeNAベイスターズでは勝ち星を稼ぐことができません。一方、オリックスは近年好調で優勝争いをするチームでした。
それにしても、山本選手の防御率は本当にすごいですね。今永選手と比べると数字で差があります。 また、年俸の差は数字だけでなく年齢も関係しています。今永選手が30歳に対して山本選手は25歳です。スポーツ選手にとって5年は年俸にも大きな影響を与えます。
吉田選手の年俸は約38億円で、一方今永選手は約23億円です。どちらもすごい数字ですね!
今永選手の年俸が安いと言われているのは、山本選手の年俸が高すぎる事も関係していると考えられます、開幕戦で今永選手が結果を出したのに対して山本選手が結果を出せなかったことも、安いと言われる理由かもしれません。
しかし、今永選手も十分に高い年俸をもらっていると言えます。
山本由伸・年俸推移・成績
2017年【年俸:500万円】 | 1勝1敗(防御率:5.32) |
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2018年【年俸:800万円】 | 4勝2敗(防御率:2.89) |
2019年【年俸:4000万円】 | 8勝6敗(防御率:1.95) |
2020年【年俸:9000万円】 | 8勝4敗(防御率:2.20) |
2021年【年俸:1億5千万円】 | 18勝5敗(防御率:1.39) |
2022年【年俸:3億7千万円】 | 15勝5敗(防御率:1.68) |
2023年【年俸:6億5千万円】 | 16勝6敗(防御率:1.21) |
2024年【12年総額3億2500万ドル(約465億円)】 |
今永昇太・年俸推移・成績
2017年【年俸:4000万円】 | 11勝7敗(防御率:2.98) |
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2018年【年俸:8400万円】 | 4勝11敗(防御率:6.80) |
2019年【年俸:6700万円】 | 13勝7敗(防御率:2.91) |
2020年【年俸:1億3600万円】 | 5勝3敗(防御率:3.23) |
2021年【年俸:1億万円】 | 5勝5敗(防御率:3.08) |
2022年【年俸:1億万円】 | 11勝4敗(防御率:2.26) |
2023年【年俸:1億4千万円】 | 7勝4敗(防御率:2.80) |
2024年【5年総額8000万ドル(約116億円)】 |
まとめ
今永選手は学生時代から防御率が低く、プロになっても安定して防御率が低いです。防御率も安定している事から、年俸も多少下がることはありましたが、安定して上昇しています。
もしメジャーリーグでも日本以上の安定感のある成績を残せれば、年俸が上がっていくと考えられます。日本で今永選手を応援しているファンも喜ぶでしょう。
ぜひ、今シーズンの成功が良い事を願っています!
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