2024年4月18日、元バドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗が日本代表からの引退を表明しました。パリ五輪への出場を目指していた桃田選手でしたが、代表入りを逃していました。
桃田賢斗選手は違法賭博による無期限出場停止やマレーシアマスターズ優勝後の空港での交通事故など、波乱万丈のバドミントン人生を歩んできた桃田選手ですが、日本代表引退後もプレー事態は続ける予定との事です。
世界ランキング1位に輝いた桃田賢斗選手の年収に興味を持つ方も多いでしょう!この記事では、桃田選手の年俸がどれくらいなのかを検証してみました。
バドミントンはマイナースポーツとされていますが、世界トップまで上り詰めるとどれくらいの収入が得られるのか、ぜひご覧ください。
桃田賢斗・年収
プロバドミントン選手と実業団バドミントン選手は、バドミントン選手の2つに分けられています。この記事では、プロと実業団の収入の仕組みについて説明していきます。
プロバトミントン選手の収入源
・大会の賞金
・スポンサー収入
・オリンピック強化指定選手の強化費
プロは実業団選手とは異なり、実業団からの給料はありません。スポンサー収入と賞金が主な収入源となります。また、オリンピック強化指定選手であれば、強化費が選手に支払われます。
実業団からの給料がないため、収入が安定しないというデメリットがありますが、一方で自由に自分の考えで動くことができるというメリットもあります。
実業団バトミントン選手の収入源
・社員として働いている会社からの給料
・大会での賞金
・スポンサー収入
プロとの大きな違いは、社員としての給料があることです。日本では、バドミントン選手は主に実業団に所属している選手が多いです。
桃田賢斗選手は、実業団の選手としてNTT東日本に所属していましたが、2021年4月から正社員から契約社員に変更することで、事実上プロ契約となりました。
桃田賢斗・給料・賞金
桃田賢斗・給料
桃田賢斗:推定年収971万円(NTT東日本)
古賀穂:推定年収971万円(NTT東日本)
渡辺航貴:推定年816万円BIPROGY
桃田賢斗選手は実業団から約年間1000万円の給料を受け取っています。企業の有価証券報告書を参考にして調査しました。賞金やスポンサー収入がなくても、給料があることで安定しているのは素晴らしいですね。
2023・賞金獲得ランキング(男子・女子)
・1位:奈良岡広大 3081万円
・2位:渡辺勇大 2,511万円
・3位:西本健太 1,762万円
・1位:山口茜 5,283万円
・2位:東野有紗 2,511万円
・3位:松山奈美 2,400万円
・3位:志田千春 2,400万円
2023年度の男子の賞金ランキング1位で、奈良岡広大選手の賞金は3081万円で、これが最高額です。奈良岡広大選手は実業団に所属しているため、この3081万円には給料とスポンサー収入が加わります。そのため、年収は推定で4000万円以上になる可能性があります。
女子で賞金獲得1位の山口茜選手は、賞金獲得金額が5283万円です。山口茜選手も実業団に所属しているため、賞金に給料とスポンサー収入がプラスされます。そのため、推定では7000万円を超えている可能性があります。
2023年には桃田賢斗選手はランキングに入っていませんので、賞金は1000万円以下と予想されます。ただし、実業団からの給料とスポンサー収入は入るため、推定では2000万円前後は年収があると考えられます。
桃田選手の賞金がピークだったのは2019年で、当時のレートで約5570万円を獲得しています。給料とスポンサー収入がプラスされて7000万円以上を獲得していたと考えられます。※スポンサー収入に関してはどの選手も発表がありませんので、合計は推定になります。
まとめ
桃田賢斗選手の年収について、記事で検証してみました。バトミントン選手はプロと実業団の2つに分けられることが分かりました。
2023年度の桃田賢斗選手は賞金がランキングに入っておらず、年収は2000万円以下と推測されます。ピークだった2019年は賞金だけで5000万円を超え、年収は7000万円以上と推定されました。
記事から分かったことは、バトミントンのトップ選手でも年収は7000万円以上1億円未満と予想されます。金額が思っていたよりも大きいと感じました。
桃田賢斗選手は日本代表を引退しましたが、大会などには出場するため、ある程度の年収は稼ぐと思われます。
引退しても桃田賢斗選手のプレーはまだ見ることができるため、本当に良かったです。これからも桃田賢斗選手のプレーを見て楽しませていただきたいですね!
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