則本昂大は、日本プロ野球界を代表するエース投手の一人であり、その年俸の推移や成績は多くのファンや野球ファンに注目されています。
この記事では、則本昂大の年俸がどのように変化してきたか、そしてその背景にある成績や活躍について詳しく解説します。
また、則本昂大のプロフィールや学生時代実績、所属チーム経歴も振り返り、彼がいかにしてトップクラスの投手へと成長してきたのかを見ていきます。
さらに、彼のキャリアを支えた家族のサポートや、獲得してきた数々のタイトルについても触れ、則本選手の全体像を理解できる内容をお届けします。
- 則本昂大の年俸推移と成績がわかる。
- 則本昂大のプロフィールが理解できる。
- 所属チーム経歴と成績がわかる。
- 家族のサポートやタイトルがわかる。
則本昂大の年俸推移とプロフィール
プロフィール
- 生年月日:1990年12月17日
- 出身地:滋賀県犬上郡多賀町
- 身長:178cm
- 体重:82kg
恵まれた体格と優れたフィジカルで、力強いピッチングが持ち味です。 - 投球・打席:右投左打
右投げの本格派ピッチャーとして活躍していますが、打席では左打ちのスタイルを取っています。 - ポジション:投手
東北楽天ゴールデンイーグルスで主に先発ピッチャーとしてチームの勝利に貢献しています。 - プロ入り:2012年ドラフト2位
2012年のプロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスに2位指名され、プロのキャリアをスタートしました。 - 初出場:2013年3月29日
プロ1年目から開幕投手に指名され、新人とは思えない落ち着いた投球を見せました。 - 特徴的なプレースタイル
則本昂大は速球を武器にしながら、スライダーやフォークを巧みに使い分け、奪三振能力の高さで知られています。
学生時代実績
小学校時代
・多賀少年野球クラブに所属し、小学校5年生からエースとして活躍。全日本学童軟式野球大会にも出場し、早くからその才能を発揮していました。
・同時に水泳を習っており、それが体力づくりやケガの防止に役立ちました。
中学校時代
・多賀中学校では軟式野球部に所属。投手としての基礎をさらに固め、中学卒業後には硬式野球に転向することを決意しました。
高校時代(滋賀県立八幡商業高等学校)
・高校では、2年生から主戦投手として活躍。
・甲子園出場は果たせなかったものの、エースとしてチームを引っ張り、その実力は県内外でも評価される存在となっていました。
大学時代(三重中京大学)
・1年生の秋からリーグ戦に出場し、すぐにチームの主力投手として活躍しました。
・2年生時の「第59回全日本大学野球選手権大会」では、広島経済大学戦で救援登板。後にプロでも対戦する柳田悠岐にサヨナラ安打を打たれたものの、その経験がプロ入り後に活かされました。
大学3年生
**「スピードボールコンテスト」**で、当時の最速記録となる143km/hを記録し、さらに注目を集めました。
大学4年生
第61回全日本大学野球選手権大会の1回戦で大阪体育大学相手に20奪三振という驚異的な成績を残し、プロ入りへの道を大きく切り開きました。
所属チーム経歴
2013年 東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。
プロデビューを果たし、15勝8敗で新人王を獲得。
2014年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
エースとして活躍。防御率3.02、14勝を挙げる。
2015年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
奪三振王を獲得。10勝11敗、防御率2.91。
2016年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
11勝11敗、防御率2.91で最多奪三振を獲得。
2017年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
15勝7敗、防御率2.57で4年連続奪三振王を獲得。
2018年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
10勝11敗、防御率3.69で5年連続奪三振王。
2019年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
右肘手術の影響で5勝5敗、防御率2.78。
2020年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
5勝7敗、防御率3.96の成績。
2021年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
11勝5敗、防御率3.17。規定投球回数に到達。
2022年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
10勝8敗、防御率3.53でシーズン終了。
2023年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
8勝8敗、防御率2.61でクローザーへの転向を発表。
2024年 東北楽天ゴールデンイーグルスに所属
守護神として新たな挑戦を開始。
年俸推移が分かる
則本昂大の年俸は、2013年のプロ入り当初は1200万円でしたが、その後の活躍により急速に増加しました。
2019年には7年契約を締結し、年俸は3億円に到達しています。彼の成績とともに年俸も大幅にアップし、現在も年俸3億円というトップクラスの待遇を受けています。
則本昂大の年俸と成績
成績
2013年
15勝8敗、防御率3.34、奪三振134
プロ1年目から先発ローテーション入りし、新人王を獲得。開幕投手を務め、楽天のエースとして大活躍しました。
2014年
14勝10敗、防御率3.02、奪三振204
この年、初めて最多奪三振のタイトルを獲得。チームの柱として活躍し、交流戦では圧倒的なピッチングを見せました。
2015年
10勝11敗、防御率2.91、奪三振215
打線の援護に恵まれず、負け越しのシーズンでしたが、2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得しました。
2016年
11勝11敗、防御率2.91、奪三振216
3年連続の最多奪三振を達成し、ピッチャーとしての安定したパフォーマンスを維持しました。
2017年
15勝7敗、防御率2.57、奪三振222
自身4度目の最多奪三振タイトルを獲得。8試合連続で2桁奪三振のNPB新記録も樹立しました。
2018年
10勝11敗、防御率3.69、奪三振187
5年連続で最多奪三振を獲得しましたが、喘息の影響もあり、勝ち星が伸び悩みました。
2019年
5勝5敗、防御率2.78、奪三振67
肘の手術によりシーズンの大半を欠場しましたが、復帰後も安定した投球を見せました。
2020年
5勝7敗、防御率3.96、奪三振105
コロナ禍での短縮シーズン。勝ち星に恵まれず、成績もやや低迷しました。
2021年
11勝5敗、防御率3.17、奪三振152
3年ぶりに規定投球回に到達し、エースとして復調。完投も記録するなど、存在感を取り戻しました。
2022年
10勝8敗、防御率3.53、奪三振104
シーズン途中に新型コロナウイルス陽性もあり、成績はやや不安定でしたが、終盤にかけて復調しました。
2023年
8勝8敗、防御率2.61、奪三振111
安定したピッチングで、シーズンを通して先発ローテーションを守り抜きました。特に防御率の改善が顕著です。
年俸と成績の関係
則本昂大の年俸は、その成績に応じて上昇してきました。特に2014年以降の奪三振王の獲得や、安定したピッチングによって評価が高まり、2019年には年俸3億円という大型契約を結びました。
彼の成績とチームへの貢献度が年俸の上昇に大きく影響しています。
タイトルと実績
2013年
・新人王:則本昂大はプロ1年目に15勝を挙げ、新人王に輝きました。
2014年
・最多奪三振:この年、則本は初めて最多奪三振のタイトルを獲得しました。
セ・パ交流戦 日本生命賞:セ・パ交流戦で好成績を残し、この賞を受賞。
2015年
・最多奪三振:2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得しました。
2016年
・最多奪三振:3年連続で最多奪三振を記録し、ピッチャーとしての実力を示しました。
2017年
・最多奪三振:4年連続で最多奪三振を達成し、圧倒的な投球力を見せました。
・月間MVP(5月):5月の月間MVPを獲得しました。
・8試合連続2桁奪三振(NPB記録):NPB記録を更新する8試合連続で2桁奪三振を達成しました。
2018年
・最多奪三振:5年連続での最多奪三振獲得。歴代でも数少ない連続記録です。
その他
・オールスター出場:複数回にわたってオールスターに選出されています(2014年、2016年、2017年など)。
家族とサポート
則本昂大の家族は、彼のプロ野球選手としてのキャリアに大きく貢献しています。
特に父親の影響を強く受けており、野球に対する姿勢や成長を支えてきました。家族のサポートは、彼がエースとして長く活躍するための重要な要素となっています。
則本昂大の年俸推移・まとめ
- 則本昂大の年俸は2024年時点で3億円。
- 2013年に楽天に入団し、プロ入り初年度の年俸は1200万円。
- 2019年に7年契約を結び、年俸は3億円に達した。
- 新人王を獲得し、プロ1年目に15勝を挙げた。
- 2014年から5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得。
- 2023年シーズンは8勝8敗、防御率2.61。
- 奪三振率の高さが特徴で、楽天のエースとして活躍。
- 学生時代には全日本大学野球選手権で20奪三振を達成。
- 三重中京大学出身で、大学時代から注目されていた。
- 年俸は成績とともに大幅に上昇した。
- 家族が彼のキャリアをサポートしている。
- 5回の奪三振王、新人王などのタイトルを獲得している。
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